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50代からはじめる理想的な終活
テーマは「生きかた」

「終活」は、老後生活を充実させるために準備活動をすること、また、遺産相続のトラブルを回避するための対策を行うこと、
そしていつか必ず自分にもおとずれる「終焉」というものに向き合い考える機会のことを指す言葉として定着しました。
人それぞれ目的や方法はちがえど、共通して言えることは「備え」をすることです。

50代は人生の折返し時期であり、セカンドライフのはじまりの年齢。
新しい人生が始まる時だから備えられる終活があります。

35年

セカンドライフの
おくりかたがテーマに

終活が脚光を浴び始めた当初は、定年退職を機に始める方を中心に比較的高齢の方たちの間で注目されている活動というイメージがありました。しかし近年では、人生のターニングポイントにあたる40・50代から考えたり、実際に備えはじめるという方が多くなっています。
その内容も、以前の遺書やお墓など亡くなった時の準備という色が濃かったものから、いかにして老後を有意義に暮らしていくのかという「生き方」をテーマにしたものへとウェイトが移り変わってきている傾向も。
人生百年と言われる時代において、老後の時間はより多くなることが想定されています。セカンドライフといえば定年後の15年ほどの期間と捉えられていた常識が、35年に伸びたわけです。その時間をいかに快適に暮らしていくかが一層重視されはじめた、いわば自然的な流れなのかもしれません。

コーヒーとストーブ
高齢者の歩行を補助する手

現在の日本は他国と比べても“超”のつく高齢化社会。平均寿命が伸び進む長寿大国となっています。
しかし、だからと言ってわたし達は“若さ”が伸びたというような実感をしているでしょうか?
たしかに医療の発達や食料の充実、美容健康への意識向上などにより、若さを保てやすい環境かもしれません。しかし、逆に昔の人よりも基礎体力の低下や成人病のリスクの増加なども懸念されていたりもします。
平均寿命が上がっているからと言って、必ずしも若さも比例して伸びているものではありません。言うまでもないことですが、年相応に老いていきます。
美と健康をいつまでも若々しく保つためには、いつの時代であっても努力と心がけが不可欠なものなのです。

いつ始める終活?

絶好のスタートラインは
50代!

終活とは準備活動。自分が亡くなった時のための準備は生きているうちにやるもの(でしかやれないものですが)であるのと同じように、老後の生活準備も老いる前に始めることが、本当の意味での備えと言えます。
では、いったい何歳ごろから終活をはじめるべきなのでしょうか?
いま、専門のアドバイザーや有識者の間でも多く言われているのが“50代から”という見解です。当サイトでも同様に、50代前後から着手することが有利であると考えています。
それでは、その理由とメリットに触れていきましょう。

負担やリスクが増える前に

終活における住宅リフォームで、代表的なものとしましてはバリアフリー対応バスルーム・トイレの改修工事などが挙げられますね。
部分的な段差の解消や手すりの取り付け等であれば工事も短期間、早ければ当日中に完了しますが、建物まるごとの改修や間取りの変更なども伴う内容の場合は、終わるまで数日を要します。工事期間中は浴室が使えなかったり、規模によっては施工中は仮住まいで暮らすケースもあるでしょう。

工事自体は業者が行うとはいえ、室内工事であれば施工前後には部屋や荷物の片づけなどをしなくてはなりませんし、その前にも業者選びから打合せ、契約手続きなどやらなくてはならないことは少なくありません。
肉体的な疲労だけでなく、少なからずとも精神的な心労も加わり、こうした負担は高齢になればなるほど大きくなってきます。

「自分が高齢者であることを感じた時にやればよい」という考えも決して間違いではありませんが、その頃にはご自身の体力も確実に衰えているということを念頭に置いておかなくてはなりません。
また、高齢者を狙った悪質なリフォーム業者も存在します。手抜き工事や法外な料金を請求されたなどのトラブルのケースは、度々ニュースなどでも取り上げられておりますので皆様もご存じのことでしょう。許しがたく腹立たしいことではありますが、歳を重ねるごとにこのような犯罪行為のターゲットとされるリスクも高まっていってしまいます。

悪徳リフォーム詐欺事件を報道した新聞紙面

高齢者を狙った悪質リフォームの被害は全国各地で発生。

悩む高齢の女性

たとえ小さな住宅トラブルでも、高齢者にとっては対応するにも一苦労なものです。

ひと段落つく時期

老後の暮らしのためのリフォームへの関心は50代を中心に、40代や30代といった若い年齢層においても高まっている傾向にあります。
年金問題など将来の不安が囁かれることの多い昨今、まだ若い世代であっても、将来を見据えて考えはじめることは決して時期尚早なことではなくなってきているのです。

特に、老いを実感として感じはじめる「50代」という人生の分岐点にあたる年代では、仕事や立場も落ち着き、ご家庭のある場合はお子様が独立しはじめる時期にあたります。
ある程度身軽になり、預貯金の整理を意識する場面も増えるそんな50代は、まさに終活をはじめる適齢期だと言われています。

生命保険証とエンディングノート

貯蓄の整理や生命保険の見直しを行う機会も増えてきます。

椅子で眠るペットの猫の写真

生活環境にもゆとりが生まれる年代。

「まだ早い?」は「もう考えなくては」のタイミング

人生100年時代と言われる現代。しかし、つい10年ほど前までは人生80年と言われており、単純計算でその半分にあたる40歳が折り返し地点と考えられることが多かったと思います。
となると、今は50歳が? 折り返し地点については一種の“捉え方”でもありますし、専門家の声を聞いてみても「45歳」や「38歳」など様々な意見があります。
いずれにせよ、体力的な衰えをリアルに感じはじめる年齢というのは、40~50歳あたり。足腰が重くなってきたり老眼の症状がではじめたりと、色々な老化現象が現れるはじめるこの時期が、人生の折り返しにあたると考えて間違えないでしょう。

体力・気力ともにまだまだ若々しいものの、衰えという変化を顕著に感じ始めるこの50代という年齢は、いわばセカンドライフへのスタートライン。
体力的にも経済的にも、これから歳を重ねるごとに終活の選択肢は狭まっていき、正確な判断をすることも難しくなっていきます。
忙しかったプライベートと仕事、そしてお金のことにも余裕がうまれ、将来の人生設計をしっかりとした思考力で考えることのできるこの時期は、終活をはじめるに最適といえる理由やメリットが多くあるのです。

実際に、終活なんて言葉すら使ったことのなかった人でも、多かれ少なかれ誰しもが、自分たちの老後のことについて意識をする齢です。
「まだ早い?」と気になった時こそ「もう考えなくては」の時期。この先の50年を充実させるための準備期間へとスイッチしてみるには、決して早すぎることではない絶好のタイミングととらえてみましょう。

終活開始におけるの年代別の特徴
快適空間

バリアフリーって
想像以上に
すごしやすい!

「終活」や「バリアフリー」と聞くと、まだ若い世代の方にとっては「まだ必要ないし、なんだか堅苦しいな…」とお思いになるかもしれません。
そこで、例えばこんな設備が整った家について、どのようなイメージをしますか?

段差のない広々とした空間
モダンなオフィスビルのような手すりつきの階段
快適な機能性トイレ
冬も夏も過ごしやすい断熱住宅
自転車や大きな荷物も運搬しやすいスロープ付きエントランス
出し入れのしやすいウォークイン収納
居住スペースを有効活用できるドア…

どれも代表的なバリアフリーリフォームのメニューなのですが、表現を変えただけでも印象はだいぶ違うものになったのではないでしょうか?
決して先々のためだけでなく、今のくらしでも大活躍するものばかりです。
ちなみに、筆者は30代の頃、すでにバリアフリー化されている住居に引っ越しましたが、快適性はそれまでとは断然ちがうものでした。躓いたりすることはありませんし、玄関やバスルームなどの足腰の曲げ伸ばしがラク!手すりも入居当初は存在感を感じましたが、今ではなくてはならない設備です(ぶら下げ収納にも使っています)。

段差ないデザインの部屋

このまま将来老後も暮らしていけるデザインのリノベーションも。

バリアフリーリフォームで新しくなったバスルーム

安全性・快適性を追求した工事なので、使い勝手も抜群。

バリアフリーは、老後の生活に必要な備えを行うことで安心感を得られると同時に、今の生活に便利さと安全をもたらしてくれる、若い世代にもとても有用なリフォームなのです。
機能性リフォームを得意としている経験豊富なビルダーに依頼すれば、好みにあわせてデザイン性を兼ね揃えたオリジナリティあるバリアフリー住宅も実現できるでしょう。

「リノベーションやリフォームでどんなことができるの?」という興味があれば、積極的にショールームに足を運んで、実際に手で触れて体感してみることがおすすめです。終活を見据えたリフォームについても無料で気軽に相談できるリフォームメーカーもあります。
気になり始めた今が適齢期。まずは、こうした機会を積極的に活用し、施工例やモデルルームを内覧してみて、理想のイメージを固めていきましょう。

知って終活!
機能性リノベーションのスペシャリスト
■ひかリノベ

ひかリノベは、バリアフリーや機能性リフォームに定評のあるリノベーション会社。
独自の厳しい検査体制実施による安全性と将来を見据えたフレキブルな空間デザインは、ファミリー層からシニア世代まで幅広い層から信頼を置かれています。
お店に訪ねるのが難しい方には無料出張相談でも対応していますので、お忙しい方でも自宅でじっくりとお話することができます。

サービス内容や特徴をご紹介!
特集ページ
ひかリノベのショールーム

自分の環境にあわせて、
じぶんらしい終活を

当サイトや他のメディアで取り上げられている適齢期というものは、あくまで参考の数字に過ぎません。
例えば統計的なものから導き出したものであったり、アンケート調査などによる結果であったり、それは誰しもに当てはまるものでは決してないということをご理解ください。
お仕事や現在の環境、健康状態など、最適なタイミングは人それぞれ。
30代だからといって早すぎるものではありませんし、60代だから遅いというものではありません。
大切なのは、自分のペースで、ベストな時期に始めることです。まずは「何となく」でも良いので、将来設計を描くところから、ぜひ自分らしい終活をスタートしてみてください。

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